Wave Camp 2022-2023「一陣の風」

[Wave Camp 2022-2023 参加者の声 ①]
今回のキャンプで動力滑空機とピュアグライダーで二回ウェーブに入らせていただきました。ピュアグライダーでウェーブに入る事が出来た日、朝からウェーブが上空にある事は分かっていた為、みんなで上がれるところはないかと必死に探し回りました。順番が一巡し自分の番が来たとき、「太陽が出てきたからそっちに行ってみよう」という教官からの言葉でついにサーマルを発見、もしかしたらウェーブに入れるかもしれないという期待を胸に必死で回り続けました。仙台TCAにコンタクトし、さらに上昇をつづけローターを突っ切る為に100kt近くまで速度を上げ、いざウェーブへ。多少機体が揺さぶられ雲の前面をいったりきたりしたのちに、ついにウェーブに入ると、天国かと思う程の静けさと眼下には綺麗な自然が広がっていました。それまで今までしたことがない程のサーマル旋回をした為、完全に酔っていた私ですが、「もうすぐ入れるよ」という教官の言葉を信じ耐えて良かったと心から思いました。最後着陸を終えグライダーを降りたとき、「生きてかえってこれて良かった~」と言うくらい大変なフライトではありましたが、それ以上の充実感と達成感を味わうことが出来たフライトであったことは間違いないのではないかと思います。

自分のように総飛行回数40発程度でこのキャンプに参加する人は珍しいのかもしれないですが、グライダーを楽しむことの価値観がウェーブに入る以外の部分でも変わる事となったキャンプでした。

また、多くのグライダーパイロットの方との交流が出来、私の学校とは違う文化などにふれる事が新鮮であり多くの事を勉強させていただく良い経験となりました。また角田に伺いたいと思います。

#WaveCamp_2022_2023 #一陣の風

総括: 2022/12/28~2023/1/3の7日間中、Waveフライト24回、11名の臨時会員全員がWaveフライトを体験しました。

内訳:
 複座モーターグライダーのWaveフライトが6日(12回)
 単座モーターグライダーのWaveフライトが3日(3回)
 ピュアグライダーのWaveフライトは3日(9回)

実績: Wave Camp 2022-2023の実績: 7日間中Waveフライト24回【昨年度比218%】

概要: 臨時会員として入会していただくことで、会員と一緒にWave Campに参加いただけます。運航、機材、気象、安全のレクチャーを受けた上で、教官同乗でWaveフライトを試みます。
期間: 2022/12/29~2023/1/3の6日間
場所: 角田滑空場
機材: SF28Aタンデムファルケ(JA2178) ASK21(JA2326) Twin3(JA2554) 他
実績: Wave Camp 2021-2022の実績:10日間中Waveフライト11回
    Wave Camp 2020-2021の実績: 9日間中Waveフライト10回
    Wave Camp 2019-2020の実績: 9日間中Waveフライト13回

宮城県航空協会のホームページ

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